新感覚!超絶エンタメ映画『レディプレイヤー1』の紹介レビュー

 

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今回取り上げえる映画は『レディ・プレイヤー・ワン』!
 
スティーブン・スピルバーグ×VRということで、そのかつてない映像体験が大きな話題を呼んだ映画。
 
7月3日に初のテレビ放映がされるということで、
テレビを持っていない私は一足先にアマプラのレンタルで観させていただきましたので
紹介とレビューをさせていただきたいと思います!
 
こちらの記事はネタバレありでお送りしますのでまだ観てないかたはご注意ください!
 
 
まず、結論から言うと、マジで絶対観て!
 
私はVRのことはよくわからないけど、それでも純粋に楽しめる。
 
エンタメ作品として申し分ないクオリティでした。
 
それでは行ってみましょー!
 

あらすじ

 
舞台は2045年、世界のほとんどはスラムと化し
人々は現実世界を諦めてオアシスというVRの世界で睡眠と食事以外のほとんどの時間を過ごしていた。
 
数年前に死去したオアシスの創設者であるジェームズ・ハリデーの遺言により、
オアシス内に仕掛けられた3つのゲームをクリアしイースターエッグを手にしたものにはオアシスを含む彼の全てが引き継がれるとされており、
 
主人公のウェイド・ワッツを含む世界中のプレイヤーが日々このエッグにつながる鍵を探し続けていた。
 
しかし、そこにはオアシスの相続権を狙う大企業も参入しており、大量の人材を導入するなどモラルに欠けることもしばしば…
 
ハリデーを崇拝し、オタクのように言及しているウェイドはハリデーの過去の発言をヒントに1つ目の鍵を手に入れ、一躍時の人となる。
 
しかし、それによりライバルから目をつけられて攻撃されるようになってしまう。
 
 
強奪戦が激化するにつれて、
ゲームのだけで行われるはずだったこの戦いはやがて現実世界にも侵食し犠牲者が出てしまうのだった。。。
 
果たして、エッグの鍵はどのにあるのか。
 
そしてそれを手にするのは誰なのか。
 
 
という作品になっております!
 
 

大まかな感想

 
この作品、とにかく映像の力がすごいです!
 
初めて観た時には人間の想像力と表現力はここまで来たのかという感動と興奮で涙ぐんだほど。
 
特にカーレースのシーンは圧巻で、映画館で観れなかったことが悔やまれます。
 
そして、日本のポップカルチャーを含む、ゲームや映画にちなんだ仕掛けが次々と出てくるので、
 
映画好きだけじゃなくゲーム好きも童心に帰ってワクワクできる作品に仕上がってます。
 
その反面、過去作品に精通していればしているほど楽しめるという構造故に、子供たちは置いてけぼりを食らっちゃうんじゃないかな…という心配もなくは無いですね。
 
実際ゲームに精通してない私はいくつか取りこぼしている小ネタがあるはずで、
 
ちょっと悔しかったです。
 
 
そして、もちろん仲間との絆と恋も盛り込まれてます。
 
ただ、テーマが壮大なので、個人のバックグラウンドや心情の描写はほとんど描かれて無いです。なので人間ドラマがないと物足りない人には不向きな作品かも。
 
個人的には、この作品はVRの世界がメインだから現実世界についてはそこまで言及しなくていいんじゃないかなーというのが正直なところ。
 
大人も子供も何も考えずに楽しめるっていうのが、スピルバーグ作品のいいところだしね。
 
全体を通してスピード感抜群で、2時間全くダレることなく夢中で楽しめる作品なので、観て損はないと思いますよ。
 
 

楽しく観るための注意点

 

・人物の名前がややこしいので注意

現実世界とVRの世界で2種類の名前があるので、なかなか顔と名前が一致しないにも関わらず、名前が分かっていないと理解できない描写があるので、名前を覚えるのが苦手な人はモヤッとするかも…?
 
 

・謎解きがわかりにくいので注意

謎解きの内容は現実社会の我々にとって負に落ちるものではないので、そこには拘らないのがおすすめ。
 
ミステリー作品ではないから、とやかく言うことでもないのかなと。
 
 

・個人的にラストが盛り上がりに欠けるので注意

これはマジで個人的な感想。
VR内でのアクションが壮大なだけに最後が少し尻つぼみ感あるかなー。
 
でもSFだからねー。言及するのは野暮かも?
 
 
・設定の年が2045年と微妙に近すぎるので注意
 
これもめっちゃ個人的な感覚ですが、今が2020年であと25年でここまで荒廃するんかな?と思ってしまうと内容に集中出来なくなるので注意(笑)
 
 

まとめ

ここまで色々言ってきましたが、

何はともあれめちゃくちゃ面白い映画でした。

 

2時間一回もダレることなく、頭を使わせすぎることもなく

目の前の現象をただ面白がることができる。

 

純度100%のエンタメ作品、ぜひ頭を空っぽにして楽しみたい人は観てみてください!

 

ではまた。